メー ルマガジン「ベトナム株情報」 
VOL.
134
2011.6.28


※文字化け等でご覧になれない方は、こちらからご確認頂けます。
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ラオスカンボジアノーロードファンドとは
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CONTENTS
 
01. EVN向け商業銀行の貸付額は商銀の自己資本の15%以上
02. 週間☆アクセス数上位ランキング!
    
特集2011年6月20日~2011年6月26日)
03. 噂のうわさ話
    SRC(サオバンゴムタイヤ)
04. サイゴン・街角風景
  
りんごのケーキ

 01. EVN向け商業銀行の貸付額は商銀の自己資本の15%以上

  首相はこのたび、第6電力網に関連する各案件を
実施するためベトナム電力グループ(EVN)に商業銀行からの
資金借入を認可した。24日付DVTが報じた。

  これにより、EVNに対する商銀の貸付額は
商銀の自己資本の15%以上となる。EVNと第6電力網に関連する
各案件を実施するその他の企業も加えた貸付総額は
商銀の自己資本の25%以上となる。貸付総額が
商銀の自己資本の4倍となる場合には
ベトナム国家銀行(中央銀行)は首相に報告し何らかの
対策を講じる必要がある。

  また政府は、EVNの火力発電所用の燃料となる
DO油、FO油の購入代金の支払い用に商銀が
貸付けた融資額に債務保証を付与する。

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02. 週間☆アクセス数上位ランキング! 
    (
2011年6月20日~2011年6月26日)

このコーナーでは、前週のベトナム株情報(www.viet-kabu.com)の
アクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位 特集

ビナキャピタルが語るカンボジア証券市場の成長潜在力
[2011/06/21 12:29 JST更新]

http://www.viet-kabu.com/news/cambodia/110620080517.html

  7月11日に正式に開設されるカンボジア証券市場の成長潜在力について、
ビナキャピタルのAndy Ho投資部長にインタビューを試みた。
20日付カフェエフが報じた。

  質問) ビナキャピタルはカンボジア向け投資ファンドの設立に
1億ドル(約80億円)を投じる計画がありますが、具体的な進捗を
教えていただけますか?

  同氏) カンボジア向けに新たな投資ファンドを設立する計画は
ありませんが、既存ファンドを通じて同国へ進出します。
将来的には、農業、不動産、ホテル・飲食サービス、医療、
教育、エネルギー等の分野を中心にカンボジアに特化したファンドを
設立する予定です。

  質問) カンボジアの成長潜在力についてどうご覧になっていますか?

  同氏) カンボジアは豊富な天然資源に恵まれた国で、
製糖事業及びゴム事業の成長潜在力が大きく魅力的な投資先だと
評価されています。しかし、カンボジアは医療、教育、
旅行向けのインフラ投資を更に強化する必要があります。

  質問) カンボジア証券市場の成長潜在力についてどうお考えですか?

  同氏) カンボジア証券取引所(CSX)は7月11日に稼働を
開始しますが、証券取引の開始は2011年末の予定です。
▽シアヌーク港湾公社(Sihanoukville Autonomous Port - SAP)、
▽カンボジアテレコム社(Telecom Cambodia)、
▽プノンペン水道公社(Phnom Penh Water Authority)の国営企業3社が
初めての上場企業となります。

  カンボジア政府はCSXの取引通貨をリエル建てと決定したことは、
国益の保護にとって合理的なものですが、海外投資家に対する魅力を
低下させることになります。カンボジア証券市場の成長潜在力を
評価するには、当該国営企業3社の上場後の業績を
注意深くフォローしていくことが必要です。

 
 

  2 位 特集

「生産セクター」に分類されるべき不動産とは
[2011/06/23 15:00 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/vietselect/110623021608.html

  古くからベトナム人は不動産を非常に重視しており、
一生を賃貸物件で過ごしたいと考える人は少ない。
ベトナムの人口は年々増加していることもあり、
不動産売買が法令で認められてからの不動産価格は
上昇の一途を辿っている。今後も更なる価格上昇が
見込まれているため、誰もが不動産の取得に必死になっている。
22日付ベトストックが報じた。

  実際のところ、不動産売買が認められてからの不動産市場は、
◇1993年・1994年、◇2001年・2002年、◇2007年~2010年の
3回に亘り大きなブームを見せた。1回毎の上昇幅は
2~5倍だったため、不動産価格は直近10年間で
10倍以上上昇している。不動産価格の上昇幅は
他の投資先の上昇幅(▽金:7.3倍、▽消費財:2.2倍、
▽預金:2.2倍、▽米ドル:1.5倍)を大きく上回っているため、
不動産に対するベトナム人の購入意欲が高いことは当然と言える。

  直近の不動産市場は低迷を続けており、成立件数も
著しく減少しているが、多くの投資家は常に不動産市場の動向を
確認している。

  不動産価格が今のように高水準を保っていることは
土地使用権を有する地主に巨額の利益をもたらしているが、
◇不動産の賃貸料、或いは購入代金が過度に高いことから
企業経営を圧迫し、利益確保や事業拡張に支障を
及ぼしていること、◇不動産市場が巨額の資金を
吸収しているため、他の投資先への資金が
相対的に減少していること、◇インフレ要因の1つであること、
などが問題視されている。したがって、不動産に対する過度な注目は
その他の業種の成長の足枷になっていると言える。

  「不動産」は一括りで非生産セクターに分類されているが、
中には実質的な成長に繋がる生産的不動産案件もある。
しかし、「不動産」を含む非生産セクター向け貸付割合が
抑制されることを受け、実質的な成長に繋がる不動産案件までも
資金調達が難しい状況に陥っている。

  以上のことから、投機筋を抑制するための法令整備を
進めると同時に、◇インフラストラクチャー開発、
◇農業農村開発、◇建設資材開発、◇輸出向け製品生産、
◇裾野産業開発に関する不動産案件は「生産セクター」に
分類することが必要だろう。

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VN ダイレクト証券はおかけ様で2010年3月30日、ハノイ証券取引所(HNX)に上場いたしまし た。
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03. 噂のうわさ話
 
※くれぐれもお取り扱いにご注意ください!!
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか?
いろいろと推察しながら、しかし、あくまでも「噂として」お楽しみください。
 
※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、
毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」の
過去記事をご提供いただいたものから「ベトナム株情報」が独自に選んだ、
おもしろい噂を組み合わせて掲載しています。

 
グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、こちらをご覧下さい。
http://www.gladv.co.jp/members/vietnam/index.html
「ベトナム株通信」については、こちらをご覧下さ い。
http://www.viet-kabu.com/magazine/ad/global/index.php
  
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ベトナム現地投資家のうわさ話・
SRC(サオバンゴムタイヤ)の巻!
(2011年6月28日 発行ベトナム株通信 第1396号)
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SRC(サオバンゴムタイヤ)■↓

  グエン・チャイ通りにある敷地面積6ヘクタールの工場用地を
7000億ドン(約27億5600万円)で売却し、工場を郊外に
移転しなければならなかったが、移転に要する費用として
8000億ドン(約31億5000万円)もかかったため、
1000億ドン(約3億9400万円)の損失を被ったと聞いている。

  SRC会長は購入側から3000億ドン(約11億8100万円)の報酬を
受け取るために、前述の土地の適正評価額を意図的に
低い水準に設定させたとして、警察が資産横領罪で同会長を
まもなく逮捕するとの噂が囁かれている。

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04.サイゴン・街角風景
 
毎週、ベトナムのほのぼの写真をお届けいたします。
今週は「
りんごのケーキ.」です。

 切ってしまうのが惜しいくらいに可愛らしいりんごのケーキ。

今日はお誕生日のお祝いです。

このようにクリームで装飾されたケーキのことをbanh kem と言います。
banhはケーキの類を指し、kemはクリーム状のものを表す言葉です。
クリームケーキですね。

このクリーム、アイスクリームのことも kem と言うのです。
「冷たい」とか「凍った」というような形容語句はありません。


ベトナムに住み始めたばかりの頃、
Kemの本当の意味を知らず、

kem=アイスクリームと覚えていた私は
banh kemがあるけど食べる?」
と言われ大喜び。

冷たいアイスケーキを期待していた私の前に置かれたのは、
クリームどっさりの激甘ケーキ。
ベトナムのケーキは見た目ショートケーキのようでも
フルーツやジャムは入っておらずく「クリームとスポンジだけ」というのが普通。
分厚いクリームに覆われたスポンジケーキを処理するのはなかなか大変。

でも!
今回のケーキこそはきっと違うだろう!
だってこんなに凝ったケーキなんだから!
勝手な私の期待とは裏腹に
やっぱり中身はスポンジとクリームの嵐・・。

見た目がりんごだから中にもりんごが入っていると
思ったんだけどなあ・・・。

(photo by ongbatman

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今回は、ここまでです。

最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。

今後とも、「ベ トナム株情報」をよろしくお願いいたします。

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